《職場の教養に学ぶ》
お題:感情のコントロール
2023年10月6日(金曜)
【今日の心がけ】感情を適切に対処しましょう
砂川昇建の思うところ
怒りは複雑な感情であり、脳のさまざまな領域と神経伝達物質が関与しています。怒りは主に「辺縁系」と呼ばれる脳の領域に関連しています。この領域は基本的な感情や反応を制御します。アミグダラは怒りの発生に関与する主要な部位の一つで、外部の刺激によって刺激されることで怒りが引き起こされます。怒りは時には視床下部からの刺激にも関連しており、これが自律神経系の活性化を引き起こすことがあります。では、怒りを抑えるにはどのような方法があるでしょうか?深呼吸は自律神経系をリラックスさせ、怒りを鎮めるのに効果的です。運動はストレスホルモンの放出を抑制し、気分を安定させるのに役立ちます。怒りは自然な感情であり、完全に取り除くことは難しいかもしれませんが、健康的な方法でコントロールすることは可能です。私は、怒りは人間にとって、とても重要で必要な感情だと思います。以前、経営していた会社を追われて悔しい思いをしました。その怒りのおかげでどのような困難な事も我慢して頑張る事ができました。要するに、怒りは他人に向けるのではなく、自身が向上する為に利用すれば良いのです。他人を攻撃する事は、その場はすっきりするかも知れませんが後味の悪い思いをするはずです。例えば、仕事でのミスを攻められたら、仕事で成果を出して認められる事が最高の「仕返し」なのです。
著者 砂川昇建