《職場の教養に学ぶ》
お題:養豚の歴史
2024年3月1日(金曜)
【今日の心がけ】食物への感謝を深めましょう
砂川昇建の思うところ
今日は「豚の日」だそうです。1972(昭和47)年に、アメリカのエレン・スタンリー、メアリー・リン・レイブ姉妹が、最も利口で役に立つ家畜のひとつである豚への感謝をこめて制定したとされているそうです。アメリカ合衆国の各地で豚の品評会が行われるのだそうです。沖縄では、養豚や豚食が盛んですが、もともと豚は中国福建省から沖縄を辿って普及していったからだそうです。しかし、昔は豚どころか人間も食べ物に不自由する時代なので、豚を養豚は普及しなかったそうです。普及したきっかけは、1605年に野國總管が中国からサツマイモを持ち帰り、後に儀間真常が広めたサツマイモは食料不足だった人々の命を救ったと同時に、豚の数を増やす上でも画期的なものだったんのです。というのも、イモが庶民の主食として普及することで、皮や葉っぱ、ツルなどが豚のエサになるんです。イモの出現で養豚が広く浸透することになって一般庶民の食生活にも徐々に豚肉が並ぶようになったそうです。豚さんにも感謝ですが、サツマイモにも感謝ですね。
著者 砂川昇建