《職場の教養に学ぶ》
お題：真似る
2023年7月29日(土曜)
【今日の心がけ】相手から学びましょう
砂川昇建の思うところ
「真似る」ことによって、他者の行動やスキルを観察し、それを自分自身のものに取り入れることができます。これにより、新たな知識や技能を習得し、自己の成長や能力向上を促進します。特に子供や若い世代は、真似を通じて周囲の行動や言動を学び取り、社会に適応することが重要です。人は社会的な生き物であり、他者との交流を通じて多くのことを学びます。真似ることは、他者の経験や行動に共感し、自己の経験に加えるプロセスでもあります。一方、「守破離」の考え方から、「真似る」ことの次に行うことは、真似る段階では、他者の手本に従い、基本的なルールや方法を身につけることが重要です。これによって、自己の行動におけるベースを確立することができます。次に、真似ることで得た知識やスキルを自己の経験や考え方に適用し、創造的な発展を図る段階です。他者の手本を超え、自己のアイディアや個性を表現することで、独自のスタイルを形成します。最終的には、他者の影響から解放され、自己の独立性を確立する段階です。他者からの真似を離れ、自己の価値観や目標に基づいて自律的に行動することが求められます。これによって、自己の個性を尊重し、他者との違いを認めながら、成長と自己実現を追求することができます。「真似る」ことから始まり、「守破離」のプロセスを経て、個々の成長と自己実現が進むことは、人間の発展において重要な要素です。
著者 砂川昇建
