《職場の教養に学ぶ》
お題:暑い日
2024年8月3日(土曜)
【今日の心がけ】暑さ対策を万全にしましょう
砂川昇建の思うところ
「猛暑日(もうしょび)」は、最高気温が35度以上の日を指しますが、それよりもさらに暑い日は「極暑日(ごくしょび)」または「灼熱日(しゃくねつび)」と呼ばれることがあります。これらの用語は公式な気象用語ではないものの、極端な高温の日を表現するために使用されることがあります。現代人は、エアコンが設置してありますからも熱帯夜でも大丈夫ですね。昔の日本人は、暑さを和らげるためにさまざまな工夫をしていました。以下に、いくつかの伝統的な方法を紹介します。1. 打ち水:打ち水は、庭や道に水を撒くことで蒸発する際に熱を奪い、周囲の温度を下げる効果があります。また、見た目にも涼しげで、風情を感じることができます。2. 風鈴:風鈴は風を感じるための音で涼しさを演出します。風鈴の音が風を知らせ、心地よい音が涼しさを感じさせる効果があります。3. すだれ:すだれは窓や軒先に掛けて日差しを遮ることで、室内の温度を下げる効果があります。また、風通しを良くするため、涼しい風を取り入れることができます。4. 蚊帳:蚊帳は虫を避けるために使用される一方で、風通しが良く、涼しく眠ることができる工夫の一つです。5. 竹製の床:竹や籐(とう)で作られた床やマットは、触れると冷たく感じるため、暑い夏には快適な素材です。竹製の家具や寝具も涼感をもたらします。 6. 扇風機:扇風機の原型とも言える団扇(うちわ)や扇子(せんす)は、持ち運び可能で手軽に風を起こす道具として重宝されました。 7. 流しそうめん:流しそうめんは、冷たい水に流すことで、そうめんを冷たく保ち、食べる際に涼しさを感じることができます。夏の風物詩として親しまれていました。8. 庭園の工夫:日本庭園には、池や小川、滝などの水の要素が多く取り入れられており、水の流れる音や見た目が涼しさを感じさせます。また、木陰を作ることで涼しい場所を提供します。9. うちわの氷嚢(ひょうのう):氷を入れた袋や器を室内に置き、その冷気をうちわで仰ぐことで涼を取る方法です。10. 縁側での夕涼み:夕方や夜に縁側に座り、涼しい風を感じながら過ごすことも、昔ながらの涼の取り方です。これらの方法は、私達も実践して楽しみたいですね。
著者 砂川昇建