《職場の教養に学ぶ》
お題:水を飲んだら水源を思え
2024年4月8日(月曜)
【今日の心がけ】恩意識を持ちましょう
砂川昇建の思うところ
「水を飲んだら水源を思え」とは、ベトナムの格言だそうです。昔、道路の交通整理のガードマンの仕事をした事があります。何もしないので楽そうですが、ずっと立っているので足が疲れます。一日がとても長く感じます。ですから、車でガードマンに出会った時は、軽く手を手を上げます。自分で経験してその大変さを知る事が出来るのですね。釈迦仏の話です。ある日、釈迦仏(仏教の開祖)は修行中に熱病にかかりました。そのとき、彼を看病していたのは彼の弟子たちでした。彼の弟子の一人であるアーナンダは、釈迦仏の病状を見て、心配して泣き崩れました。もちろんです。仏教には多くの感動的なエピソードがあります。以下はその一例です。ある日、釈迦仏(仏教の開祖)は修行中に熱病にかかりました。そのとき、彼を看病していたのは彼の弟子たちでした。彼の弟子の一人であるアーナンダは、釈迦仏の病状を見て、心配して泣き崩れました。釈迦仏はアーナンダに尋ねました。「アーナンダ、私があなたに教えたことは何ですか?」アーナンダは答えました。「師匠、あなたは私たちに慈悲と理解を示し、悟りの道を教えてくださいました。」釈迦仏は微笑みながら言いました。「そうですね、アーナンダ。それではなぜ泣いているのですか?」アーナンダは答えました。「師匠、あなたがこのように病気になるのを見ると、私たちは深く心配し、悲しい気持ちになります。」「釈迦仏はアーナンダに対して静かに言いました。」「アーナンダ、私が生まれること、老いること、病気になること、そして死ぬことは、この世に生きるすべての人間にとって自然なことです。私の死に対して悲しむのではなく、私の教えを実践し、他者に慈悲と理解を示すことを忘れないでください。」このような話しがあるそうです。何事にも感謝に気持ちを忘れないようにしたいですね。
著者 砂川昇建