《職場の教養に学ぶ》
お題:喜んで働く
2023年3月17日(金曜)
【今日の心がけ】何事も喜んで取り組みましょう
砂川昇建の思うところ
中小企業の人手不足の話ですね。弊社はある程度大きな規模になりましたから、募集すれば、応募者がたくさん面接にやってきます。技術職で言えば採用確立は3%未満ですからありがたい話です。しかし、創業したての頃は他社では採用されない人や高齢の人ばかりで定着率もとても悪くクレームも多かったです。「産みの苦しみ」と言う奴です。このような状況を打破する方法は「真面目」に仕事に取り組む事だと思います。抽象的で理解でき無いと思いますが、経営の天才「松下幸之助」さんが、お金も人材もない中小企業の社長からどうすれば「松下幸之助」の言う理想的な理念の会社なれるのか質問された時「それは、私にも分かりませんのや。しかし、そう思うことが大事だと思います」と答えて失笑されたそうです。当時、その話を聞いていた「京セラ」の創業者である「稲盛和夫」さんは痛く感動したと言います。その理念の真理を理解できたからです。「稲盛和夫」さんは、その言葉どおり「真面目」に仕事に取り組み「京セラ」を日本有数の巨大企業へと発展させたのです。「どうすればうまくいくのか」考えるのではなく「目の前の取り組むべき仕事、やるべき事、成すべき事」を必死で頑張ったのだと思います。彼だけが「松下幸之助」の教えを理解できたのかも知れません。
著者 砂川昇建