《職場の教養に学ぶ》
お題：頭を垂れる稲穂
2023年9月23日(土曜)
【今日の心がけ】謙虚さを持ちましょう
砂川昇建の思うところ
「頭を垂れる稲穂かな」たとえヤクザでも組長クラスは腰が低い人が多いです。謙虚さは、他人との関係を構築し、維持する上で重要な要素です。特に外部向けにこのような行動をとる事は信頼を得る事ができます。謙虚さは多くの哲学や宗教の教えにも見られます。例えば、仏教の中には「謙虚さ」や「他者への奉仕」が重要視され、人間関係や社会において善行を行う基盤とされています。同様に、キリスト教においても「謙遜」や「他者への愛」が強調されています。一方、「イワシの生簀にナマズ」を入れるとイワシが長生きするという話もあります。組織において、適度な緊張感をもたらす事でメリハリと活気が生まれるのです。この役割は、家庭においては「父親」と「母親」のバランスに似ています。厳しいが一方は優しい事で、バランス良く子供に躾を行う事ができます。組織においては、人を束ねていく立場の人は両面をバランスよく発揮する能力が求められます。いつも言っていますが「頭は相手の為に下げているのではなく、自分の為に下げているのだ」と考えてると良いでしょう。そして継続する事で、周りから認められ、結果的に相手の為になっている事も気が付くでしょう。
著者 砂川昇建
