《職場の教養に学ぶ》
お題:良かれと思った行動
2020年6月25日(木曜)
【今日の心がけ】確認をして行動をとりましよう
砂川昇建の思うところ
良かれと思った行動が裏目にでる。日常生活では「おせっかい」と言われる事なのかも知れませんが、その様な人はお世話焼きでとても良い人だと思います。ただ、先読みができないと迷惑行為と捉えられる事があるかも知れません。しかし、日常生活の小さな出来事なのでそれほど気にする必要はないのでは思います。皆さんが、ペットを飼ったり、結婚して子供を作ったりして、その可愛さの余り、甘やかして育てたらどうなるでしょうか?「良かれと思って」大切に育てたのでしょうが、わがままに育った子を大きくなってから、直すのは大変だと思います。司馬遷の格言に「陰徳を積む」と言う話があります。金を積んでもって子孫に遺す。子孫いまだ必ずしも守らず。書を積んでもって子孫に遺す。子孫いまだ必ずしも読まず。陰徳を冥々の中に積むにしかず。もって子孫長久の計となす。子供たちに資産を残しても、しっかり教育されていなければ、ろくな事にはなりません。書物(昔は、貴重な知識の伝承ツールでした)を遺しても勉強しない。それでは、何を遺すのか?善行を行ってもそれを自慢しない、むしろ恥ずかしいと思うような謙虚な子供に育てるとが子孫長久の宝であると言っています。何十年もかけて育てて行く皆さんの作品ですから、くれぐれも失敗しないようにしたいですね。
著者 砂川昇建