《職場の教養に学ぶ》
お題:良いスタートを切る
2023年3月4日(土曜)
【今日の心がけ】後始末をきっちりと行いましょう
砂川昇建の思うところ
官公庁や学校関係は3月は年度末のようです。私の友人も土木作業で市の仕事をしている人達は3月は追い込み月です。何故、年度末が3月なのか調べてみると意外といい加減な理由でした。最初は、10月や7月が年度末だったそうですが明治17年(1884)年、戦争で軍事費が激増してしまった事を受けて、当時の大蔵大臣であった松方正義が任期中の赤字を削減する為に、次年度の予算の一部をその年度の収入へ当てる施策を実施したようです。そうすると、次年度の予算が足りなくなってしまうので、予算繰上による破綻を防ぐ為明治19年度の会計年度のスタートを7月から始まりから4月始まりに法改正し明治18年度を7月から3月までの9ケ月に短縮して予算をあわせた為だそうです。つまり、当時の大蔵大臣のご都合でこうなったのです。さて、私たちグループ企業では年間200名採用の目標を掲げて2023年度をスタートしましたが、2月末時点で87名の採用が確定しています。また、3月度から大規模なキャンペーンの開始で2024年の新卒の応募が既に200名以上に達しています。計画以上の実績で推移していますが、気を抜かずこの一年を全力投球で締めくくりたいと思います。
著者 砂川昇建