《職場の教養に学ぶ》
お題：使い捨てと再利用
2024年10月1日(火曜)
【今日の心がけ】様々な角度から物事を見ましょう
砂川昇建の思うところ
「紙おむつ」と「布おむつ」の話です。おむつ離れの観点から考えてみます。おむつ離れ（トイレトレーニング）において、紙おむつと布おむつはそれぞれ異なる影響を与えると言われています。紙おむつは高い吸収力があり、赤ちゃんがおしっこやうんちをしても肌が比較的乾いた状態を保てるため、快適に過ごせます。吸収力が高いため、赤ちゃんが排泄をしても湿った感覚や不快感が少なく、自分で気づきにくいことがあります。これにより、トイレトレーニングが進みにくいこともあります。紙おむつの快適さが原因で、排泄行動に対する意識が芽生えにくく、おむつ離れが遅れるケースがあります。トイレに行く必要性を理解しにくいという声もあります。布おむつは吸収力が紙おむつほど高くないため、排泄をすると赤ちゃんがすぐに湿った感覚や不快感を感じることが多いです。このため、排泄のタイミングを自覚しやすくなり、トイレトレーニングが進むケースがあります。不快感が早期に伝わるため、赤ちゃんが「おむつが濡れるのは嫌だ」と感じることで、おむつ離れが早くなることが期待されます。親がトイレに誘導する際も、タイミングが合わせやすくなります。不快感をすぐに感じるため、頻繁に交換が必要で、手間がかかります。また、外出時や夜間に不便さを感じることがあります。おむつ離れの視点から見ると、布おむつは赤ちゃんが排泄感覚を早く覚えるのに役立つことが多く、トイレトレーニングをスムーズに進めやすいと言えます。紙おむつは快適さを重視するため、トレーニングが進みにくい場合がありますが、親の工夫次第で克服可能です。たとえば、トイレトレーニング用の紙おむつやパンツ型おむつを使用し、排泄感覚を意識させる方法があります。子供の、排泄物を嫌がるお母さんは、紙おむつを選択するのでしょうが、親の介護で使用する、おつむは、子供の比ではありません。そういう意味で、子供の場合は、布おむつを主体にして、出かける際は、紙おむつを使用する組み合わせが良いのかも知れません。
著者 砂川昇建
