《職場の教養に学ぶ》
お題:幸せを感じる
2024年8月12日(月曜)
【今日の心がけ】様々な視点で物事を見ましょう
砂川昇建の思うところ
連休中も出社して仕事しています。土日はエアコンが効いていないので暑くて大変ですが、お盆でも土日以外はエアコンが効いています。とても、幸せな気分です。幸せは、普遍的なものではなく、人によって感じ方が違うと思います。私が若い頃のアパートは、便所は、共同の和式で、エアコンもなく、風呂もありませんでした。苦労してお金を稼いで、電話を部屋に引いた時は幸せは気分でした。このように、人によって比べるモノサシが違います。苦労した方が、幸せを感じる事が出来るのかも知れません。仏教は、苦しみを取り除き、安楽を与える「抜苦与楽」が神髄です。しかし、掃除を命じた釈迦は、周利槃特が掃除をしても、しても「ダメだ」と言い続けました。一見、苦しみを与えているようですが、周利槃特はおかげで「悟りの境地」に達する事ができました。「抜苦与楽」の神髄は甘やかす事ではないのですね。
著者 砂川昇建