《職場の教養に学ぶ》
お題:ハッキヨイ
2024年7月8日(月曜)
【今日の心がけ】知らない事を積極的に調べましょう
砂川昇建の思うところ
「はっきよい」という掛け声は、相撲の立ち合いから取り組みの間に行司が発する掛け声の一つです。この掛け声の起源は非常に古く、日本の相撲の歴史とともに発展してきました。相撲の歴史は日本神話にまで遡ります。『古事記』や『日本書紀』などの古典には、神々が相撲を取ったという記述があります。中世になると、相撲は武士たちの力試しとして行われるようになりました。この時期には、現在のような掛け声が使われていたかは不明ですが、掛け声自体は行司が力士たちを奮い立たせるために使われていたと考えられます。江戸時代に入ると、相撲は庶民の娯楽として広まり、現在のような形式に近づいていきました。この時期に「はっきよい」の掛け声も一般化したとされています。「はっきよい」は「張り切れよい」や「発気用意」などの意味が込められ、力士たちに対して気合を入れるための掛け声です。スマホを活用して知らない事を調べる習慣を身に付けると良い事があるかも知れません。
著者 砂川昇建