《職場の教養に学ぶ》
お題:子供の目線
2020年7月4日(土曜)
【今日の心がけ】相手に寄り添って話をしましよう
砂川昇建の思うところ
実家は貧乏でお小遣いなどありませんでした。友達に「映画を見に行こう」と誘われたのですがお金がありません。そこで、教育熱心だった母親に「学校の教材」を買わなくちゃいけないから、と嘘をついたのです。母親は、隣の家に「子供が教材買うから、来月、豚出すから」と言って500円を借りてきました。そのお金を握り締めて友達と映画を観に行ったのです。一時期、悪くなりかけた事がありましたが、その罪悪感が自分を救ってくれたのだと思います。子供の教育にバイブルはないと思いますが、親が真剣に一生懸命生きている姿を見せる事が大切だと思います。最近は、親が子供を叩く事は非難される風潮があるようですが、私は母親によく叩かれました。悪い事をした時は、叩かれる。この理路整然とした振る舞いが子供を正しい方向へ導き出す有効な手段だと思います。親の怒りではなく愛情でそうするべきだし、叩く側がある意味で罪悪感が強いのだと思います。
著者 砂川昇建