《職場の教養に学ぶ》
お題：我流とマニュアル
2024年2月3日(土曜)
【今日の心がけ】自己流を見直しましょう
砂川昇建の思うところ
会社における仕事の進め方「マニュアル」は尊守しなければいけません。世阿弥時代からの基本です。世阿弥は「守破離」の大切さを解き、そして、「初心、忘るずべからず」などの名言も残しています。 この言葉は、初心者だけでなく、熟練してきた時、仕事を極めた時など、様々な場面で「初心」があるそうです。守破離は、守＝師匠からの教えを忠実に守り、実行すること。破＝師匠からの教えを実行しながらも、自分独自の型を見いだし、あるいはほかの流儀や情報を取り入れて、既存の型を破ること。離＝師匠の型、自分自身で見いだした型の双方に精通し、師匠の型から離れて自分の流派、流儀を構築すること。この三段階の流れが守破離です。基本である「守」もできないのに「自己流」を実践する人は「型破り」ではなく「形無し」です。何事も、基本が大切だという事ですね。
著者 砂川昇建
