《職場の教養に学ぶ》
お題:限りある命
2023年3月3日(金曜)
【今日の心がけ】今を大切に生きましょう
砂川昇建の思うところ
江戸時代は、5歳までになくなる子供は全体の「75%」もいたそうです。江戸時代とは150年ほど前の話です。成人男性でも平均「25才」くらいだったと言われています。その為、様々な「厄払い」や「お祝い」のような行事が出来たのだと思います。「限りある命」をどのように生きるか?現代人は「楽しい事を沢山経験して思い残す事がないような人生を送りたい」と思うのではないでしょうか?しかし、楽しい事や快楽は経験すればする程、もっともっと欲するようになるものであり限界がないのではと思います。そこに残るものは「虚無」だと思います。その心を埋めてくれるのが「仏教」です。「仏道をならふというは、自己をならふなり。自己をならふというは、自己をわするるなり。自己をわするるといふは、万法に証せらるるなり。万法に証せらるるというは。自己の心身および他己の心身をして脱落せしむるなり」(仏道をならうこととは、自己をならうことである。自己をならうこととは、自己へのとらわれを忘れることである。自己へのとらわれを忘れることとは、一切の物事によって(自己を)明らかにされることである。一切の物事によって(自己を)明らかにされることとは、自己の身と心、他人の身と心を、自由の境地にさせることである。)宗教団体へ入信する事を進めている訳ではありません。「如何に生きるか」と「心を整える」事が大切だと思います。その為に何かを学ぶ事が必要だと思います。
著者 砂川昇建