《職場の教養に学ぶ》
お題:息子に撫でられて
2024年10月24日(木曜)
【今日の心がけ】人の美点を言葉にして伝えましょう
砂川昇建の思うところ
息子に頭を撫でられたパパの話です。息子に頭を撫でられて、明日も頑張ろうとやる気になったパパですが、だからと言って、部長の頭を撫でたりしない方がいいです。場合によっては「クビ」になります。職場の教養は、主婦が書いているのではないかと、うすうす感じています。社会生活において、上司や顧客、目上の人をほめることは、良好な関係を築くうえで効果的な一方、状況によってはデメリットが生じる可能性もあります。褒める内容が誠実でなかったり、頻繁にほめ過ぎると、「お世辞」や「ゴマすり」と見なされる可能性があります。特に目上の人は経験が豊富なため、表面的な褒め言葉を見抜きやすく、信頼を損なう結果になることがあります。上司や顧客をほめることで、「自分の利益のためにゴマをすっているのではないか」と誤解されるリスクがあります。誤解が生じると、本来の誠意ある言動が逆効果となり、評価が下がる可能性があります。又、上司ばかりを褒めていると、他の同僚から「媚びを売っている」と見なされ、チーム内での信頼関係に亀裂が生じることがあります。これが、職場の人間関係の悪化や孤立につながる可能性があります。上司や顧客に対しては、むしろ褒める事より、クローズドクエスチョンにより、その答えに対して、自分がどのような行動をとって成長できるかを考えた方がいいです。その事によって、自分が成長すれば、上司も顧客も喜びますし、一番の「恩返し」になると思います。
著者 砂川昇建