《職場の教養に学ぶ》
お題：相互理解への道
2024年8月27日(火曜)
【今日の心がけ】文化の違いを認め合いましょう
砂川昇建の思うところ
日本における労働力不足深刻な問題です。具体的には、2030年までに約645万人、2050年には1100万人の労働力不足になると予想されています。円安、加えて、先進国での給与の安さは最下位に位置しています。もはや、外国人が日本で働くメリットはありません。ドバイでは平均月収が77万円だそうですが、その他の諸外国と比べても日本は劣っています。今後、弊社のようなIT企業がDXを加速させて業務をオートメーション化し、人口減少に対応していく必要があります。又、人口減少は多くの場合、経済の縮小や労働力不足といったデメリットが強調されますが、適切な対応策を講じることで、逆にメリットとして捉えられる側面もあります。人口が減少すると、住宅やインフラに対する需要が減り、より快適で広々とした生活環境が提供される可能性があります。また、競争が緩和されることで、個人の生活の質が向上し、精神的な余裕が生まれる可能性があります。労働力不足が新しい技術の導入を促進する可能性があります。自動化やAI、ロボット技術の普及が進むことで、生産性が向上し、少ない労働力でより多くの価値を生み出すことが可能になります。 人口減少は、エネルギー消費や資源の使用量を抑えることにつながり、結果として環境への負荷を軽減します。これにより、地球規模の環境問題の解決に寄与し、より持続可能な未来が実現する可能性があります。これらのシナリオは、適切な政策や技術の導入、社会全体での価値観の変革が必要ですが、人口減少を一つの転機として、より良い社会を目指す機会と捉えることが出来るかも知れません。
著者 砂川昇建
