《職場の教養に学ぶ》
お題:働く姿勢
2024年6月3日(月曜)
【今日の心がけ】喜んで働きましょう
砂川昇建の思うところ
一日8時間、そして人生の3分の1は仕事をしているはずです。ですから、仕事が苦痛な人は人生が楽しいはずもありませんね。若い頃は、仕事の仕方について指図されたり、報告する事に対して面倒臭いなとか、うるさいなとか思っていました。今は、誰にも指図されることもありませんし、報告する必要もないです。自由でうらやましいなと思うのでしょうが、これほど苦痛で孤独な事はありません。自分で考え、人を動かし、自分も動き、時には厳しい叱咤激励で業務を遂行しなければなりません。当然、孤立しますし、うまくいっても褒められることもありません。私はオーナーで経営者ですから責任を取らされる事もありませんが、その分、自戒の念が重くのしかかってきます。皆が頑張って稼いできたお金を無駄にしてしまったのですから。いっそ、罵詈雑言を浴びせられたり、殴られた方が、精神的負担は少なくなるのだと思います。特別な能力がある訳ではないので、年間を通してほとんど土日も出勤して仕事しています。振り返って見れば、上司に叱られたり褒められたりしていた時代がどんなに幸せだったのか、今なら良く分かります。期待されていなければ、復命を受ける事も叱られることもありませんからね。良き上司であることや、良き部下である事にバイブルはないと思いますが信頼される事は何より大切だと思います。
著者 砂川昇建