《職場の教養に学ぶ》
お題:小さな鉛筆
2024年6月12日(水曜)
【今日の心がけ】物を大切に扱いましょう
砂川昇建の思うところ
物を大切にする娘の話です。昔は、小さくなった鉛筆の頭に長いパイプのようなものを差し込んで最後まで使えるグッズが売っていました。ネットで調べたら「鉛筆ホルダー」「鉛筆キャップ」「ペンシルエクステンダー」などの名前で今でも売っているようです。シャーペンの時代なのに、まだこんなものが売られているなんて嬉しいです。鉛筆もそうですが、「筆」も趣があっていいです。会社の社是を「筆」で書いてみました。「温故知新」とはよく言ったもので、古い道具を使うと、親しみや奥深さを感じます。手入れや後片付けなど、面倒なところが逆に親しみ深いのかも知れません。昔、佐川急便のシステム開発を請け負っている会社で働いている時の事です。昔は、パソコンではなく、オフコンと言うハードで開発をしていました。高価なものですが、このハードでプログラムを覚えた技術者が、ハードの買い替えの時に「涙を流して泣いていた」と言う話を聞いた事があります。むしろ、不自由で困難な時ほど物に対する愛着も湧くのかも知れませんね。
著者 砂川昇建