《職場の教養に学ぶ》
お題:姿勢にご用心
2024年6月9日(日曜)
【今日の心がけ】正しい姿勢を意識しましょう
砂川昇建の思うところ
デスクワークの多いサラリーマンが腰痛を予防し、正しい姿勢を保つためには、いくつかのポイントがあります。特に、お尻の骨(坐骨)と尾骨の位置を意識することが効果的です。お尻の左右にある骨で、座るときに体重を支える部分です。坐骨の上にしっかりと体重を乗せることで、骨盤を安定させることができます。椅子に座ったときに、坐骨がしっかりと椅子に接しているかを確認してください。お尻全体を椅子に押し付けるのではなく、坐骨で体重を支えるようにします。 尾骨(びこつ): 尻尾の名残の骨です。尾骨に体重がかかると、腰椎に負担がかかりやすくなります。 尾骨が椅子に当たらないように注意し、坐骨を使って座るようにしましょう。尾骨が椅子に当たると不快感があるので、それを避ける姿勢を取ることが自然な座り方になります。骨盤を立てる:骨盤を立てる(前傾させる)ことで、腰椎の自然なカーブ(前弯)を保つことができます。これにより、腰への負担を軽減できます。座る際に、骨盤を少し前に倒すように意識し、背筋を伸ばします。背もたれを活用する:背もたれにしっかりと背中をつけて、腰部のサポートを得ましょう。背もたれがない場合は、小さなクッションやタオルを腰の後ろに置いてサポートします。足の位置: 足は床にしっかりとつけるようにします。膝は90度の角度を保ち、足裏全体で体を支えます。足が床に届かない場合は、足置き台を使うと良いでしょう。デスクの高さと椅子の調整:デスクの高さが適切であることも重要です。肘が90度に曲がり、肩がリラックスした状態でキーボードを打てる高さに調整します。椅子の高さも調整し、足が床にしっかりつくようにします。以前、誰かから貰った「美尻マット」を使っていました。よけいに腰が痛くなるような気がしたので使うのをやめましたが、よくよく考えると美尻にならなくて良かったです。
著者 砂川昇建