《職場の教養に学ぶ》
お題:暑さに要注意
2024年8月4日(日曜)
【今日の心がけ】熱中症対策をしましょう
砂川昇建の思うところ
石垣島の灼熱の太陽の下で野外作業をすると、夜に体中が痙攣をおこしてしまいます。塩分と痙攣について調べて見ると、大量の汗をかくと、体内の水分だけでなく、塩分(ナトリウム)も失われます。塩分が不足すると、筋肉が正常に機能しなくなり、痙攣(けいれん)を引き起こすことがあります。ナトリウムは体内の電解質の一つであり、神経と筋肉の機能を正常に保つために重要です。汗を大量にかくと、ナトリウムなどの電解質が失われます。これが不足すると、神経伝達がうまくいかず、筋肉が収縮しやすくなります。ナトリウムは、筋肉が収縮する際の電気信号の伝達に関与しています。ナトリウムが不足すると、筋肉が適切に収縮・リラックスできず、痙攣を引き起こします。 ナトリウムは細胞外液の主要な陽イオンであり、細胞の浸透圧を維持し、体液のバランスを保つ役割があります。体内のナトリウム濃度が低下すると、筋肉や神経の細胞間での信号伝達が乱れ、痙攣を引き起こすことがあります。大量の汗をかいた後は、塩分を適切に補給することが重要です。スポーツドリンクや塩タブレットなどを利用して、ナトリウムを補給することが推奨されます。水分補給も重要ですが、塩分を伴わない過剰な水分摂取は低ナトリウム血症(体内のナトリウム濃度が低下する状態)を引き起こす可能性があるため、注意が必要です。適度な塩分を含む飲料を選ぶことが重要です。日常的にバランスの取れた食事を心がけ、塩分を適切に摂取することも痙攣の予防に役立ちます。私は、トマトやキュウリに塩を付けて食べるようにしたら、痙攣しなくなりました。
著者 砂川昇建