《職場の教養に学ぶ》
お題:祝日とは
2024年5月3日(金曜)
【今日の心がけ】祝日の由来を知りましょう
砂川昇建の思うところ
日本の祝日は16日もあり、世界的にも多い方だそうです。昔は、世界一働き者の日本人は、世界一休む国民になってしまったようですね。ちなみに私は会社を設立してからは25年以上、土日もほぼ会社に出社しています。このブログも休みの日に書いています。日本では、かつて「祝祭日」という言葉が使われていました。「祝日」と「祭日」を合わせて「祝祭日」としていました。「祝日」は国民的な祝日であり、「祭日」は宗教的な意味合いを持つ日とされていました。 1948年の国民の祝日に関する法律の制定以降、「祝祭日」という言葉は廃止され、現在ではすべて「祝日」として統一されています。したがって、現行法では「祭日」という言葉は使用されていません。戦前存在した祭日は、もともと皇室祭祀令という皇室の祭祀(宮中祭祀)に関する法令があり、ここで祭日は定められていました。しかし、1947年に廃止。そのため、現在では祭日はなくなっています。ただ、名前を変えて、今の祝日に受け継がれているものもあります。紀元節→建国記念の日、春季皇霊祭→春分の日、昭和天皇の誕生日→昭和の日、秋季皇霊祭(しゅうきこうれいさい)→秋分の日、明治節(めいじせつ)→文化の日、新嘗祭(にいなめさい)→勤労感謝の日、受け継がれなかった祭日は、元始祭(げんしさい):1月3日、新年宴会:1月5日、神武天皇祭:4月3日、神嘗祭(かんなめさい):10月17日、大正天皇祭:12月25日などがあります。
著者 砂川昇建