《職場の教養に学ぶ》
お題:厳しさの奥にあるもの
2022年1月12日(水曜)
【今日の心がけ】謙虚さを忘れずに取り組みましょう
砂川昇建の思うところ
石垣の研修施設の外構を手伝っている時、外注業者の作業も手伝ったりしましたが、「そこだ、おい!」など罵声を浴びせられる事もあります。年配でコンクリの打設などをしている人間は大した事ない奴だと思われるのでしょう。しかし、仕事の悔しさは、仕事の出来で返すのが私の流儀です。一所懸命働いて認められた時が勝ちです。絶対に逃げたり負けたりしてはいけません。スポーツ選手のコーチのように、きつい練習メニューを用意して選手を鼓舞し、実力を付けさせる人が必要ですが、120Km以上の過酷な距離で競うトレランの選手たちは超越しています。極度の疲労と体力の消耗で、脳がこれ以上、走る事を止める様に出す命令を無視して走りつ続けます。これを「神の領域」と言うそうです。普通の人間は、脳の命令に従うように出来ているのが普通ですが、それを無視して自分を追い込む事が出来る人達です。訓練によって人間はそこまで到達する事が出来るのです。他人に少しばかり厳しくされる事など大した事ではありません。悔しいと思ったら最高の仕事をして仕返しすればいいのです。
著者 砂川昇建