《職場の教養に学ぶ》
お題:時間の重み
2023年10月11日(水曜)
【今日の心がけ】約束の時間を守りましょう
砂川昇建の思うところ
沖縄では「沖縄タイム」と揶揄される文化があります。昔は、1時間くらいは遅れて来るのが普通でしたが、今はどうなんでしょうか?反面、時間にルーズでも生活して行ける「自由」と「解放感」は魅力でもありますね。人類は、農耕生活を送るようになって、季節や時間の概念を感じるようになったのかも知れません。宇宙と言う概念がないのに、一定の時間で、夏が来たり、冬が来たり、その周期に気が付き「時間」と言う概念が生まれたのかも知れません。アインシュタインは、時間は相対的であり、観測者の相対的な速度に依存するという考え方を導入しました。これは「時間の相対性」です。高速で動く観測者は、静止している観測者よりも時間が遅く流れるという現象が起こります。これは通常、相対論的な速度で物体が動いている場合に顕著になります。宇宙飛行士が宇宙ステーションや他の天体に近づくと、相対性理論に基づく効果が現れます。地球の表面よりも速く移動しているため、飛行士の体験する時間が遅くなります。これは、彼らが地球に戻ったとき、地球の人々よりも若くなるという効果です。これを、通常の仕事に当てはめると、相対性理論が指す高速での効果は、通常、極端な条件下での物理的な影響を指しますが、高速で仕事をこなす人は、他の人よりも時間がゆっくり経過しているように感じるかもしれません。そう言えば、ゴルフでも、300ヤード以上飛ばすハードヒッターのスイングはゆっくり見えます。
著者 砂川昇建