《職場の教養に学ぶ》
お題:褒め育て
2023年11月3日(金曜)
【今日の心がけ】良い点を褒めましょう
砂川昇建の思うところ
褒める事と、叱る事の効用について考えてみました。まず、褒める事で得られる効用は、褒められることで、脳内でドーパミンが放出されるそうです。ドーパミンは報酬系に関与し、喜びや達成感を感じさせる役割を果たします。次に、 褒めることは個人のモチベーションを向上させます。褒められることで達成感や自尊心が高まり、仕事への意欲が増します。又、褒めることが学習と記憶に影響を与えることがあります。次に、叱る事の効用は、叱ることや厳しいフィードバックはストレスホルモン(コルチゾールなど)の放出を引き起こす可能性があるそうです。これは短期的な集中力向上には寄与しますが、長期的な影響は検討が必要です。叱ることは被指導者の注意を引きつけることがあります。しかし、適切なバランスが必要で、過度な叱責は逆効果になる可能性があります。適切叱咤激励は、被指導者に反省し改善する機会を提供します。しかし、その際には建設的なアプローチが重要です。重要なのは、褒めることと叱ることのバランスを取ることです。ポジティブなフィードバックはモチベーションを高め、成果を伸ばす一方で、適切な時には厳しいフィードバックも必要です。バランスが必要ですね。
著者 砂川昇建