《職場の教養に学ぶ》
お題:送り火
2020年8月16日(日曜)
【今日の心がけ】感恩の心を持ちましょう
砂川昇建の思うところ
お盆に玄関先で「きゅうり」「なす」を割り箸でぶっさした物を見かけますが、きゅうりは馬で、ご先祖様が早くやってくるように。なすは牛で、別れを惜しんでゆっくり帰るようにしているのだそうです。ネットでお盆の由来を調べたところ、お盆の行事はお釈迦さまの弟子の一人、目連尊者(もくれんそんじゃ)が母を救う話に由来しているそうです。目連尊者はある時神通力によって亡き母が餓鬼道に落ち逆さ吊りにされて苦しんでいると知りました。そこで、どうしたら母親を救えるのかお釈迦様に相談したところ、お釈迦様は言われたそうです。「夏の修行が終った7月15日に僧侶を招き、多くの供物をささげて供養すれば母を救うことが出来るであろう」と。目連尊者がお釈迦様の教えのままにしたところ、その功徳によって母親は極楽往生がとげられたとのことです。お盆は、あの世で苦しんでいるかも知れないご先祖様を労いたいものですね。
著者 砂川昇建