砂川昇建会長ブログ 職場の教養に学ぶ!~転ばぬ先の杖~

砂川昇建 職場の教養に学ぶ!~転ばぬ先の杖~

《職場の教養に学ぶ》

お題:お金と幸せ

2024年10月2日(水曜)

【今日の心がけ】お金の使い方を考えましょう

砂川昇建の思うところ

お金と幸福感に関する議論は、行動心理学や経済学の分野で長年研究されてきたテーマです。特に有名なものの一つが、ダニエル・カーネマンとアンガス・ディートンによる2010年の研究です。この研究では、年収約700万円程度が、幸福感とお金の関係において重要な閾値であることを示唆しました。彼らの研究によると、年収が約75,000ドル(700万円)に達するまでは、収入が増えることで感情的幸福感や人生の評価が改善する傾向にあることがわかりました。しかし、それを超えると、日常的な感情的幸福感はほとんど変わらず、収入が増えても幸福感に大きな影響を与えないことが示されています。幸福感は自分の絶対的な生活水準よりも、他者との相対的な比較に強く影響を受けることがあります。例えば、自分の周りの人々よりも高い収入を得ている場合、相対的に満足感が高まることがありますが、その逆の場合は不満を感じる可能性があります。お金が満たすのは主に生理的欲求や安全欲求ですが、自己実現欲求や自己超越の段階に進むと、幸福感の源泉は必ずしも金銭的なものではなく、達成感や社会貢献、自己成長といった無形の要素が重要になります。行動心理学の観点から、お金は一定の幸福感をもたらしますが、それは基本的なニーズを満たす範囲内での話です。収入が増えても無制限に幸福感が高まるわけではなく、心理的な適応や相対的な比較の影響が強く働きます。また、最終的には自己実現や社会的つながりといった要素が幸福感の重要な要因となります。しかし、若い内はお金が欲しくてたまりませんから、このような研究結果もあまり参考にはならないかもしれません。私の経験から「お金は背負える分だけ、手に入れた方が良い」と思います。分相応ではないお金は人生をダメにしてしまいます。

著者 砂川昇建

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