《職場の教養に学ぶ》
お題:昨日より美しく
2020年7月7日(火曜)
【今日の心がけ】昨日の自分より前進しましよう
砂川昇建の思うところ
親鸞聖人が9歳の時、仏門に入られる決心をされ天台座主である慈円を訪ねました。すでに夜だったので、「明日の朝になったら得度の式をしてあげましょう」と言われました。しかし、聖人は「明日まで待てません」とおっしゃられ、その時詠まれたのがこの歌と伝わっています。親鸞聖人は、自分の命を桜の花に喩え、「明日自分の命があるかどうか分からない、だからこそ今を精一杯大事に生きていきたい」との思いが込められいる。と言う事らしいです。私が9歳の頃は、せいぜいおねしょでもして早くトイレ行けば良かったと後悔するくらいでしたが聖人はやはり凄いですね。仏教や禅、論語などいろいろな本を読む事が好きです。聖人は、いかに生きるべきかを一生をかけて考えたのですから学ぶ事も多いのではと考えています。日本は無宗教の方が多いようですが、今、禅や仏教はシリコンバレーで一番勉強されているようです。国や文化を超えてでも勉強になる事に熱心な表れだと思います。私たちも何かに囚われることなく学ぶ事に貪欲でありたいですね。
著者 砂川昇建