《職場の教養に学ぶ》
お題：日本人の美徳
2022年11月6日(日曜)
【今日の心がけ】相手を尊重する働きをしましょう
砂川昇建の思うところ
日本文化も海外の文化も一長一短あると思います。そして、どれが正しいと判断はでき無いのです。「思いやり」も行き過ぎると良くないのです。湖のほとりに暮らす老人のもとに、越冬する白鳥が降りてきましたが、そこには食べ物がなかったので、老人はせっせと食べ物を白鳥に与えて越冬させました。翌年、沢山の白鳥がやってきたので老人は一生懸命餌を与え続けましたが、ある年、老人は突然死んでしまいました。やってきた大勢の白鳥も餓死して死んでしまったそうです。「小善は大罪ににたり、大善は非情ににたり」と言うそうです。欧米人は、狩りで生活してきましたが、日本人は農耕民族で、大勢の人と協力して生きてきたのですから文化が違うだけです。美徳に対する考え方も違いますが、只、人それぞれ「美学」は持たなければいけません。「良い事をする」「悪い事をしない」「努力を怠らない」「最後までやり遂げる」「他人に頼らない」自分自身で「美学」を持ちたいですね。
著者 砂川昇建
