《職場の教養に学ぶ》
お題:地球の一員
2024年4月4日(木曜)
【今日の心がけ】自然環境を大切にしましょう
砂川昇建の思うところ
動物に限らず「魚」も冬眠するみたいです。例えば「めだか」は、10度以下になると「冬眠」するみたいです。そして、10度以上になると「冬眠」から目覚め活動を開始するようです。冬眠明けのメダカは、体力も落ちていますので、エサは消化に良いエサを少量づつ与えて、活発に活動出来るまでは「水槽」の水を変えたり、環境を激変させることは控えた方が良いそうです。ところで、人間は「冬眠」できるのでしょうか?日本のハイカーは転倒したことにより腰を負傷し、意識不明のまま食べ物や水がない山で24日間生存したという例はあります。つまり、人間は遺伝的には冬眠するために必要なものを持っていると考えられています。マウスでの事件では「硫化水素」で冬眠状態を作る事が出来たそうです。硫化水素は動物の体に多くの影響を与える一方で、大量になると死に至る場合もあります。また、硫化水素はミトコンドリアの中にある重要な酵素に結合することがわかっており、そのミトコンドリアは化学エネルギーを作り出す細胞内に存在します。硫化水素分子がこの酵素に結合すると、それらは酸素を遮断します。そして、身体のパワーハウスをシャットダウンさせる手助けをすることで、代謝を低下させ、ある種の冬眠状態をもたらします。人間も、遠い宇宙に旅立つとき「冬眠ボット」のようなカプセルに入って長期間「冬眠」する時代が来るかも知れませんね。
著者 砂川昇建