《職場の教養に学ぶ》
お題:オリジナリティー
2023年11月24日(金曜)
【今日の心がけ】原点を振り返りましょう
砂川昇建の思うところ
ガウディの設計によるサグラダ・ファミリア(Sagrada Família)は、スペインのバルセロナにあるカトリック教会のバシリカです。正式には「聖家族の聖堂」と呼ばれ、Antoni Gaudí(アントニ・ガウディ)が設計を手がけ、その建設は1882年に始まりました。しかし、ガウディの死後も建設は続いており、未完成のまま21世紀に入っています。ガウディはモダニスモ(Modernisme)と呼ばれるカタルーニャ地方特有のアール・ヌーヴォー様式を基にしています。彼は自然界の形態や幾何学的なパターンを取り入れ、独自の建築スタイルを確立しました。 ガウディの建築は独創的であり、サグラダ・ファミリアも例外ではありません。塔、ドーム、彫刻、装飾など、建物のあらゆる部分に彼の創造性が表れています。聖家族の聖堂であるため、宗教的なテーマが多く取り入れられています。教会内部には聖書のエピソードやキリスト教の教えを表現した壁画や装飾があります。ガウディの死後、建設は途中で中断されました。その後も寄付や観光収入などで資金を得て建設が続いていますが、2026年頃、完成するかも知れないとの事です。
著者 砂川昇建