《職場の教養に学ぶ》
お題:苦労を吹き飛ばす
2022年1月14日(金曜)
【今日の心がけ】明るい気持ちで仕事に励みましょう
砂川昇建の思うところ
「守勢と創業、どちがが難しか」貞観政要で、2代皇帝、太宗が、魏徴、房玄齢と議論する有名な記録があります。私は、たたき上げなので、創業と思いますが、立場によって考えも変わるのは当然だと思います。創業は、無いものだらけです。お金、顧客、人材、ノウハウあるのは希望だけです。銀行だって簡単に口座を作ってくれません。木を切り、石を取り、土地をならし、やっと種を植えることができるようになります。そういう意味では、創業は「0」を「1」にする事だと思います。「無」を「有」にするのですから不屈の精神がなければ乗り越えられません。守勢は、「1」を「2」にするだけでは不足です。与えられた武器を最大限に利用して「100」や「1000」にしなければいけません。守るだけでは意味が無いのです。経験不足の2代目が、守勢が難しいと考えるのは当然ですね。大切な事は、創業者も2代目も、社長も社員も全員が120%の力を発揮する事が大切だと思います。
著者 砂川昇建