《職場の教養に学ぶ》
お題:物に埋もれた生活
2020年7月13日(月曜)
【今日の心がけ】物を大事に使いましよう
砂川昇建の思うところ
メルカリが儲かる訳が分かりました。「蜂の寓話」と言う話があります。節約美徳主義の時代に、ぐうたらで、快楽と浪費に明け暮れる蜂がいたが、実際にはたくさんの消費をする事で世間は景気が良くなったという話です。物を大切に使った方が良いのか、買い換えて消費した方が良いのかどちらでしょうか?女子達の大好きなブランド品は、もともとは、優れた職人が作った商品が丈夫で長持ちし、子から孫へと修理しながら使われていき、結果的に安上がりだったと思います。しかし、現在のブランド品はベブレン効果の材料でしかありません。多くのブランド品が、OEMによって供給されているにもかかわらず、どの様に製造されたのかも知らないで、エンブレムのみで満足しているのです。私が仕事で使っているバッグは25年前に3,500円で購入しましたが今でも大切に使っています。当時は、お金がなくて3,500円のバッグを買うのも悩みました。雨の日も風の日もうれしい日も悲しい日も一緒に仕事してきました。故障すれば自分で修理して大切に使っています。年に何回か百貨店でクリーニングに出しますが「お客様、2万~3万かかりますよ。買い換えたほうが良いですよ」と必ず言われます。私は「100万円かかってもいいですから綺麗にしてあげて下さい」と言います。
著者 砂川昇建