《職場の教養に学ぶ》
お題:成長の可能性
2023年7月22日(土曜)
【今日の心がけ】様々な仕事に挑戦してみましょう
砂川昇建の思うところ
様々な仕事を通してスキルを身に着ける事についての話です。聖アウグスティヌスは「何かをなすことを学ぶためには、何かをなさねばならない」と述べました。この言葉は、スキルの習得や成果の達成には、実際に仕事に取り組むことが欠かせないことを示しています。怠けたい自身の感情を克服し、努力して仕事に取り組むことで、経験と知識が増し、スキルが身について成果を生むことが可能となります。フリードリヒ・ニーチェは「超人」の概念を提唱しました。これは、自らの限界を超え、困難に立ち向かいながら自己を鍛え上げる人間の理想像を表しています。仕事においても、怠けたい欲望に打ち勝ち、困難に立ち向かってスキルを磨くことで、自らを成長させる超人の姿勢を持つことが重要です。ローマ皇帝であり哲学者でもあるマルクス・アウレリウスは「自省」について重要視しました。自省とは自己を振り返り、自己理解を深めることです。怠けたい自身の考えを克服し、仕事に全力を注ぐためには、自省を通じて自分自身の強みや弱みを理解し、向上することが大切です。仕事を通じてスキルを磨き、成果を上げるためには、哲学的な視点から自己理解を深め、バランスの取れた姿勢を持つことが必要です。
著者 砂川昇建