《職場の教養に学ぶ》
お題：相手への伝え方
2023年8月20日(日曜)
【今日の心がけ】自分の意思を伝えましょう
砂川昇建の思うところ
仕事において、自分の意見を伝える手法として「事実」「論拠」「主張」の流れで相手に伝える事が重要です。その様な考え方で自分の主張を点検すれば、自分が考えている事が正しいかどうかも分かりやすくなります。最初に、意見の根拠となる具体的な事実を示すことが重要です。客観的なデータや出来事を挙げて、自分の主張を支持する基盤を築きます。事実は議論の土台となり、相手と共有の出発点となります。事実をもとに、その意見がなぜ適切かを裏付ける論拠を提示します。これは、データ、研究、専門家の意見など、信頼性のある情報源から引用することが有効です。具体的な事実と裏付ける論拠の後、自分の意見や提案を明確に述べます。主張は簡潔かつ具体的であることが大切です。例として子供に虫歯になる事を説明する時「お菓子やジュースに含まれる砂糖は、虫歯菌にとっておいしいご飯のようなものなんだよ。虫歯菌はこの砂糖を食べて大きくなります。」「これらの菌は、私たちの歯に付いているプラークという白い膜の中で暮らしています。虫歯菌は、お菓子や甘い飲み物に含まれる砂糖を食べて育つんだよ」「この虫歯菌が砂糖を食べて育つと、そのときに酸を作り出します。この酸が歯を攻撃し、徐々に歯の表面を溶かしてしまうんだ」このような流れで説明すると子供でも良く理解できるはずです。
著者 砂川昇建
