《職場の教養に学ぶ》
お題:春の気配
2024年3月10日(日曜)
【今日の心がけ】自分を磨く時間をつくりましょう
砂川昇建の思うところ
「旬」な話しです。石垣島の施設で「畑」を作りました。石を取り、畑を耕し作物を植える準備をしています。スイカやトマト、ラッキョウなどいろいろ植える予定です。耕耘機や作物を守る網なども購入して準備しています。スーパーで購入すれば数千円で買えるものばかりですが、手間暇をかけて作るプロセスが勉強になるのだと思います。例えば、スイカは、良い果実をつくるために、不要な芽や実を取る整枝(仕立て)を行うそうです。果実の数が多いと栄養が分散し、果実が小さくなったり甘さが弱くなるので果実の数を絞り込みます。一般的には、子づるを4本残し、そのうちの子づる2本に1個の果実をつけるような仕立てを行います。(1)親づるの本葉が5~6枚でつるの先端を摘みます(摘芯)(2)元気の良い子づるを4本を伸ばし、他の子づるは摘み取ります(摘葉)(3)子づるの2番雌花を受粉します。1番雌花は摘み取ります。(4)受粉花までの節から出る孫づるは摘み取ります。(5)受粉花以降の節から出る孫づるは摘芯をしないで伸ばします。(6)子づるは摘芯をしないで伸ばします。(7)受粉させた果実のうち、良いものを2果だけ残します。このように、甘くておいしいスイカを作るには、育てる方法があるのですね。それを体験出来る事が自分自身の引き出しになるのだと思います。
著者 砂川昇建