《職場の教養に学ぶ》
お題:自然を感じる
2024年2月6日(火曜)
【今日の心がけ】自然に触れましょう
砂川昇建の思うところ
石垣島では山間部は今でも星がきれいです。昔の人は、もっと星がきれいに見えたのではないかと思います。人間は、人間だけが進化して他の動物と比べると優れているかの錯覚をしていますが、それは違います。例えば「蝶」ですが、「蝶」の羽は、きれいな色彩が特徴ですが「鱗粉」の配置によって、光の吸収が異なる為、様々な色を発する事ができます。透明な羽もあります。この瓦のような配列を真似して、太陽光発電など様々な工業製品が進化しています。また、「蝶」は羽が濡れると飛べません。ですから水滴をはじく「鱗粉」の構造になっています。さらに、蝶は、変温動物ですから体温を上げないと飛ぶことができません。その為、黒い羽の色にしたり、又、白い色の蝶は、羽の反射で体が温まるような巧みな反射構造になっています。羽を動かす事で反射をコントロールし体温を調節できるのです。又、敵から身を守るため「毒」があるよう様な模様の蝶もいます。このように、人間が知らない優れた構造で作られており学ぶべき点が多いのです。
著者 砂川昇建