《職場の教養に学ぶ》
お題：石の上にも三年
2024年1月15日(月曜)
【今日の心がけ】続ける努力をしましょう
砂川昇建の思うところ
イチロー選手の言葉から小さなことを根気よく続けていきましょうと言う話です。「石の上にも三年」の由来を調べると、古代インドにはバリシバ尊者という老人がいて彼は80歳で出家し、3年間石の上で座禅をし続け、その間一度も休むことがなかったとか。そうした厳しい修行の末、見事悟りを開くことができたそうです。もう一つの説は、中国禅宗の開祖である達磨大師の説。達磨大師も悟りを開くために厳しい修行を積んだと言われています。なんと9年間も壁を向いたまま誰と話すこともなく座禅をし続けたそう。その結果、見事悟りを開くことができたのですが、長年座禅を組んでいたせいで、足が腐ってしまったというエピソードが残されています。達磨大師は禅をインドから中国に広め大成させた、中国禅宗の開祖(創始者)です。「悟りを文字で示すことはできない。」「教えは言葉ではなく、心から心に伝えられる。」「ただ自分の心と向き合うのみ。」「自分の心を見つけることで、悟りの境地に至る。」「苦しみは過去に犯した悪因の報いとし、甘んじて受け入れること。」「苦楽は縁に従うので、心動かされずにただ道を進むこと。」「苦しみのもととなる求める心を無くすこと。」「仏法に従い六波羅蜜を行うこと。」大師とは仏菩薩や高層の事で、又は朝廷から送られる称号でもあるそうです。
著者 砂川昇建
