《職場の教養に学ぶ》
お題:全員一緒に
2024年4月1日(月曜)
【今日の心がけ】チームワークを高めましょう
砂川昇建の思うところ
本日は「エイプリルフール」です。由来は、その昔、ヨーロッパでは3月25日を新年とし、4月1日まで春の祭りを開催していたが、1564年にフランスのシャルル9世が1月1日を新年とする暦を採用した。これに反発した人々が4月1日を「嘘の新年」として位置づけ、馬鹿騒ぎをするようになったのがエイプリルフールの始まりとされているそうです。日本国の会計年度は7月だったそうですが、明治17(1884)年、富国強兵を実現すべく、軍事費が激増してしまったことを受け、当時の大蔵卿であった松方正義が任期中の赤字を削減するために、次年度の予算の一部をその年度の収入に充てる施策を実施しました。そうなると、次年度の予算が一部足りなくなってしまいますよね。予算繰り上げによるやりくりの破綻を防ぐため、明治19年度の会計年度のスタートを7月始まりから4月始まりに法改正し、明治18年度を7月から翌年3月までの9ヶ月に短縮することで、予算の辻褄をあわせると同時に赤字の削減を実現しました。そして明治19(1886)年からは会計年度は4月始まりになり、現在に至っています。意外な理由で、4月から年度が始まるのですね。弊社も今年は大勢の新入社員が入社してきました。一人一人が立派な社会人に成長する事を願っています。
著者 砂川昇建