《職場の教養に学ぶ》
お題:自覚の偉力
2024年1月18日(木曜)
【今日の心がけ】明確な意識を持って取り組みましょう
砂川昇建の思うところ
思い込みによる効果についての話です。プラセボ効果という言葉を耳にしたことがあるかと思います。薬効成分を含まない偽物の薬(プラセボ)を、薬として患者さんに飲ませて病状に改善がみられることをプラセボ効果と言います。特に医師から「とても良く効く薬だ」と言われるほど、プラセボ効果が高いと言われています。薬を飲めば良くなるという思い込みや安心感によるものです。プラセボ効果とは逆に、医師から薬の副作用を説明され、偽薬にもかかわらずその言葉に過剰に反応して、副作用の症状が現れることをノセボ効果と言います。まさに「病は気から」状態です。薬剤や医療者に対する不信感がある場合も、薬や治療の効果が減少する傾向にあります。これもノセボ効果です。確か、新薬の効果測定でも、新薬と薬ではないものを飲ませたグループで効果を比較して測定しますよね。日本は今元気がないですが、日本は水道水が飲めたり歯磨きをしたりできますが、アジアでそんな事が出来る国は、シンガポールと日本だけです。日本最高!
著者 砂川昇建