《職場の教養に学ぶ》
お題:奮い立つ言葉
2023年4月26日(水曜)
【今日の心がけ】心の充実を図りましょう
砂川昇建の思うところ
「ドイツにはゲルマン魂がある。私に、君たちの大和魂を見せてくれ」とデットマール・クラマー氏がワールドカップ前に日本選手に語ったと言う話です。調べてみるとキャプテン翼の中では、「カール・ハインツ・シュナイダーのセリフだと思っていたが、実はシュナイダーのアシスト役、ヘルマン・カルツ」が先に使っていたと書いてあります。又、ゲルマン魂も漫画家の「高橋陽一氏」の造語ではないか、とも書いてあります。一方、大和魂とは「死を恐れず勇敢で潔い精神」だと私は解釈しています。主に、戦中に兵士を鼓舞する為に多様されたのではないかと思います。徳川家康も兵士の旗印に「厭離穢土欣求浄土(おんりえど、ごんぐじょうど」と書いています。「私たちが住むこの世界は苦悩に満ちた穢れた世であり国土であり、それを厭(いと)い離れることを願うことであり、心からよろこんで浄土に生まれることをねがい求める」と言う意味で浄土真宗本の教えです。つまり、死を恐れず戦うことです。現代人は戦って死ぬという考えは受け入れられないかも知れませんが、だらだら長生きするより潔くて良いのかも知れません。どうせいつかは死ぬのですからね。私たちも仕事に対してこの様な姿勢で臨みたいですね。
著者 砂川昇建