《職場の教養に学ぶ》
お題:ユリの歴史
2024年6月2日(日曜)
【今日の心がけ】花を愛でましょう
砂川昇建の思うところ
石垣島にも、野生のユリの花はたくさん咲いています。しかし、子供の頃から、ユリの花には蚊が集まるので家に飾らないように大人に言われていました。ユリの強い香りは、受粉を媒介する昆虫を呼び寄せて繁殖する為に欠かせない機能なんですね。その美しさゆえに、昔は「ゆり」と言う名前の女性をたくさんいました。最近は、余りは流行ではないですね。ユリは、古代から世界中で栽培されてきた花のようで、その歴史は豊かで多岐にわたります。古代エジプトでは、ユリは高貴さや純潔の象徴とされ、装飾や宗教的儀式で使用されていたようです。特に、エジプトの壁画や装飾品にはユリが描かれているようです。古代ギリシャとローマでもユリは重要な花のようです。ギリシャ神話では、ユリは女神ヘラの乳から生まれたとされ、神聖な花とされました。また、ローマでは結婚式の装飾や祭典でユリが使われていたようです。都会に暮らしていると部屋にこのような花を飾る機会は少ないですね。
著者 砂川昇建