《職場の教養に学ぶ》
お題：朗らかに受ける
2020年8月29日(土曜)
【今日の心がけ】様々な出来事を受け止めてみましよう
砂川昇建の思うところ
キルケゴールの「自己とは、自己自身に関係するところの関係である」と言うくだりがありますが、私たちは自分自身の考えは、自分で考えた結果でありそれが正義であると信じていますがそうではありません。学校で教えられたり、友人から聞いた話、テレビのキャスターが言っていた話など、周りの考えに同調し、それが自信の考えや意見だと思い込んでいるのです。そして私たちは自分が考えたとおりに行動する事に安心を覚えそうあるべきだと思い込んでいます。昔、バグだらけのパッケージソフトを売り歩いていた時、こんな商品を売っていいのか？と罪悪感で一杯だったのですが、ある日、お客様からバグは多いけど「とても業務が楽になったよ」と感謝された事があり、その時ハッと自分自身の考えが偏っている事に気がつかされた事がありました。そうです、行動を通して考え方を改める事の大切さに気が付いたのです。もちろん、バグは直さなければいけませんが100％製品を否定する必要はないのです。このように、行動する事によって考え方を変えていく方がより現実的で社会で通用する考え方に近寄るのだと思います。
著者 砂川昇建
