《職場の教養に学ぶ》
お題:虫聞き
2023年9月15日(金曜)
【今日の心がけ】風流な文化に触れましょう
砂川昇建の思うところ
日本文化では、自然の音や季節の変化を楽しむことが風流とされており、虫の声もその一部として風流に感じられることがあります。西洋ではそのような文化はないようですが、しかし、反面、日本人は虫を 佃煮にして食する事があります。西洋では虫は食べないようです。西洋文化でも風景や自然の中で楽しむ要素が存在します。西洋文化では、クラシック音楽やオペラ、バレエなどが高度に評価され、音楽や芸術の演奏や鑑賞が風流な体験とされています。コンサートや美術館での訪問は、文化的な楽しみ方の一部として広く受け入れられています。西洋では美しい自然景観を楽しむことが一般的で、山岳地帯や森林、湖沼地域などでハイキングやピクニックを楽しむ人々が多いです。大自然の中での静寂や景観鑑賞を風流と感じることがあります。西洋人も、風流な感情がないのではなく文化の違いで感じる事なのでしょう。例えば、西洋人でも日本で暮らし、虫の声を風情のあるものだと教えれば、そのように感じたり好きになるのかも知れません。最近、鈴虫やコオロギが泣き始めて秋の気配を感じますね。「冬来たりなば春遠からず」と言いますが「夏来たりなば、冬遠からず」も正解ですね。どの季節も風情があって良いものです。
著者 砂川昇建