《職場の教養に学ぶ》
お題:鉛筆の筆記距離
2024年2月22日(木曜)
【今日の心がけ】物を大切に使いましょう
砂川昇建の思うところ
鉛筆の筆記距離は50Kmだそうです。鉛筆は、明治初期の日本では「木筆」などとも呼ばれましたが、のちに「鉛筆」と呼ばれるようになりました。一説に「lead pencil」(鉛の筆)からの訳語であるという。日本語で「鉛筆」という場合、機械式の鉛筆であるシャープペンシルは含まない。対して、英語で「pencil」という場合、「黒鉛を芯とする筆記具の総称」として機械式の鉛筆であるシャープペンシルを含むことがあるそうです。なお、「鉛筆」という名称や、鉛筆の芯の材料の「黒鉛」の物質名から、「鉛筆には鉛が使われている」と信じている者がいますがそれは誤りです。鉛筆が使われるようになった初期のころはまだ化学知識が未熟であり、黒鉛は鉛の一種だと考えられていた。18世紀末から19世紀初めにかけてようやく黒鉛が炭素からなる物質で鉛を含まないということが解明されました。黒鉛は炭素の結晶であり、近代以降の黒鉛鉛筆の芯に重金属は用いられていないと言う事です。現代人は、シャーペンを使う人が多いかも知れませんね。
著者 砂川昇建