《職場の教養に学ぶ》
お題:親の眼差し
2025年4月2日(水曜)
【今日の心がけ】お世話になった人を思い返しましょう
砂川昇建の思うところ
私は、高卒で上京し、1年ほどアルバイトでお金を貯めてから専門学校にいきました。親に負担をかけたくなかったからです。上京して直ぐ、住み込みの居酒屋で働きました。部屋は、代々木駅前にある取り壊し前の一軒屋で、鍵もなく水道も外にあるだけでした。休みもなく、何ケ月か働いた頃、水たまりに映る自分を見て寝癖を直している時、涙がとまりませんでした。鏡すらもない生活でした。仕事をおえて朝方部屋に戻ると、浮浪者が寝ている事もありました。学校を卒業して、初めて働いた事の思い出です。4月から、親と離れて生活する人も多いと思いますが親の有難さを改めて実感するのだと思います。「孝行したいときに親は無し」と言います。親が元気なうちに親孝行しましょう。お金を使う事だけでなく、感謝の気持ちを伝える事が一番の親孝行です。今年、弊社に入社した多くの新入生も立派な社会人となって親を安心させてほしいですね。
著者 砂川昇建




