《職場の教養に学ぶ》
お題:苦手克服の為に
2025年6月1日(日曜)
【今日の心がけ】まずは一歩踏み出しましょう
砂川昇建の思うところ
英語が苦手な人の話です。会社でも、英会話レッスンを月に1回開催していましたので、単語のCDを購入して、マラソンの時に聞きながら走っていました。2000語ほど単語は覚えましたが、会話は変わらずできません。学校の授業のようなレッスンでは会話は上達しませんね。得意、不得意は、内的要因と外的要因との関連性が大きいと思います。つまり、他人より上手だと言う外的要因により、得意だと感じるのです。苦手な事でも克服しようと努力する感情は、内的要因と言えます。つまり、他人と自分を比較するのではなく、自分自身の中で納得がいくまで練習し努力する意欲です。得意、不得意は、ネグレクトとの関連性も強いです。ダニングクルーガ効果と関連性もあります。初心者が「簡単だ」と思い込んで、実際は基礎すら理解していない。ある程度の能力がついてくると、自分の知らないこと・難しさに気づき始めます。実力のある人が「私なんてまだまだ」と言うのは、自分の未熟さを正確に自覚しているから。能力が低いと、自分を過剰に「得意」だと錯覚する(過信)能力が高くなると、自分を不必要に「不得意」と感じることもある。自分で「得意」と思っていても、客観的な評価やフィードバックがないと錯覚かもしれない。「不得意」だと感じていても、それは謙虚さや成長過程の証かもしれない。このように、得意、不得意とは自分の感情や感覚に過ぎないのです。
著者 砂川昇建




